

ガイド/山域
- ガイド、山の季節、難易度について。

登山ガイド :
林 元洋
埼玉県出身 / 長野県在住
私がまだ学生だった2009年に環境活動でネパールへ。当時は山登りを全くしていませんでしたが、滞在していた村から8,000m峰のひとつであるマナスルを目にしました。その光景が頭から離れず、漠然と山へ行きたいという衝動に駆られ、登山をはじめ今に至ります。
20代前半はトレイルランニングに没頭。20代後半からはスキー、雪山にシフトしていきました。20代最後にはニュージーランドへ赴き、現地のハイキングガイド会社で働きました。世界中から来るゲストは日本へ来たことがある方も多く、そのほとんどが「日本は素晴らしい国だ!」と絶賛。そんな声を耳にして、
日本人である自分が日本の山、自然、文化、歴史を学び、伝えようとMMGuideとして日本に帰国後ガイド活動を始めました。帰国して数シーズンは主に富士山をガイド、冬は白馬でスキーパトロールに従事。現在はどこの山へもアクセスのよい松本がベースです。英語でコミュニケーションがとれることが強みですので外国人のゲストもガイドさせて頂いておりますが、国籍は関係ありません。
自然、山の中で過ごす時間を持つこと、山をきっかけに出会った人々が人生に豊かさをもたらせてくれると信じてガイド活動にあたっています。
所持資格
日本山岳ガイド協会 登山ガイドステージⅠ
Wilderness Advanced First Aid
by Wilderness Medical Associates JAPAN


山域と季節
当ガイディングでは季節にあった山をお薦めしています。
7月中旬~10月中旬 (高山; 標高2,500~3,000m)
-日本アルプス (北、中央、南)
-八ヶ岳
5月/6月/ 10月~11月初旬(低山~標高2,000m)
-長野県内の山(飯縄山、鉢伏山、四阿山、浅間山等)
-東京、埼玉 (雲取山、奥秩父山域)
-日光 (女峰山、男体山、日光白根山)
-新潟 (妙高山、火打山)
-関西圏の山
日本アルプスや八ヶ岳の山頂は標高2,500~3,000mの高山帯です。その高い標高により、場所によっては残雪が7、8月もしくは1年中あるところもあります。例年、北アルプスでは9月の終わりころに降雪が見られ、(この時期は降っても日中に溶けます。)まとまった降雪は11月からあり、場合によってはそのまま来シーズンまで雪は定着します。こういった環境下から、日本アルプス、八ヶ岳は での一般登山は多くの山小屋が営業している期間でもある7月中旬から10月の中旬までが適期となります。
アルプス、八ヶ岳以外の上記の山域は標高が低いため、(すべてが該当するわけではないですが)夏に登山するには暑いです。雪が比較的早く溶け、降雪も遅い山域は春、秋の新緑と紅葉の時期におすすめです。

難易度/体力レベル
ガイドツアーは日帰り、山小屋泊での縦走を用意しています。
日帰りツアーの多くは一般的なペースで歩行時間4~6時間です。
縦走ですと場所によっては1日6~10時間程歩く場合もあります。
各ツアーページには距離、獲得標高と歩行時間の目安を記してありますのでご参考ください。
登山は誰でも挑戦できるアクティビティだと思っています。ガイドの仕事はお客様のサポートです。隣で挑戦を応援、サポートできることは非常に光栄なことではありますが、ごく稀にご自身の体力、経験と登る山の難易度がかけ離れている場合があります。あまりにも無謀、無茶な登山は面白くありません。辛いだけです。そのようなミスマッチを減らすため、簡単ではありますが、ガイドラインを設けています。各ツアーページにレベルを明記してありますのでご参考ください。レベル分けが大雑把すぎるということもあるかと思いますので、ご自身のレベルがどこに該当するのかわからないということでしたら、お気軽にご相談ください。私の方からもお客さまの体力レベル、登山歴をお尋ねします。
また、この山に登るためにトレーニング山行をしたいというご希望がありましたらお問合せください。
レベル 1 - 初級
- 登山を全くしたことがないが、定期的にスポーツ、身体を動かしている。
- 1日4~6時間は休憩もしつつ歩けると思う
- 何を持っていけばいいかよくわからない
レベル 2 - 中級
- 数年の登山経験があり、泊りの登山も経験している
- どんな装備を持っていけばいいかわかる
- 1日6~8時間は休憩しつつ歩ける
レベル 3 - 上級
- 縦走登山含め何年もの登山経験がある
- クライミング、スキー、雪山など1年中を通して山で活動している
- 1日8~12時間は歩ける
